乳歯列完成後の3〜6歳の反対咬合(受け口)は早く治療をした方がいい?

乳歯列期の反対咬合(受け口)は、小さいお子様の治療に慣れていない先生の場合などでは「様子をみましょう」となってしまうことが多いようです。もちろん、中には様子をみていて自然と治るケースもありますが、多くの場合には自然に治ることはありません。

また、乳歯列期の反対咬合は噛み合わせが反対になっていることで、下顎よりも先に成長をする上顎骨の成長を阻害してしまうことがあります。そのまま成長して骨格のズレが大きくなってしまう前の乳歯列の時に反対咬合を治しておくことで、上顎骨の成長のピークの時期に正しい成長を促すことができると考えます。

もう少し様子をみていてもいい場合

上下左右に5本ずつ乳歯が生えそろう前の比較的噛み合わせが不安定な時期の「受け口」はまだ改善の可能性があります。というより、この時期はまだ噛み合わせが安定していないので、噛んだ時に下顎を出している場合でも実は「受け口」ではない場合もあります。そのため、一番奥の5番目の歯が生え揃うくらいまでは様子をみてもいいと考えます。

乳歯の反対咬合の治療時期は?

乳歯列期の反対咬合(受け口)の治療開始の時期は、顎骨の成長のことを考えると、できる限り早い方がいいでしょう。しかし、実際には型取りをしたり、装置を入れたりと治療を上手に行えるようになるのは3歳前後からです。この頃になると、反対咬合の原因や状態に合わせて様々な治療方法がご提案可能になります。

もし、気がつくのが少し遅れて前歯の生え変わりが始まってからも反対咬合の場合にもまだ治療可能なので、できる限り早めに治療を開始することをお勧めします。

詳しい治療の流れは?

1)無料相談(要予約)

北長瀬こども矯正歯科では、矯正治療の無料相談を実施しています。
まずは、お子様と一緒にご来院いただき、
・お子様が楽しく長く通うことができるのか
・治療の方針は納得いくものか
・治療にかかる費用は総額でどれくらいかかるのか
など、医院の雰囲気や治療のことなどを知っていただく機会にご利用ください。

2)精密検査

最初の相談の後、ご希望があれば精密検査を行います。年齢や症状に応じて内容が変わることがありますが、セファロレントゲンやCTによる骨格の診断・模型作製・口腔内及び口腔外の写真撮影などを行います。

3)検査結果説明

精密検査から約1週間後に検査結果の説明をさせていただきます。お子様の歯並びや骨格の現状を分析し、今後の具体的な治療計画を説明します。

4)治療開始

治療計画を説明し、同意いただけた場合に治療開始となります。

無料相談はお電話もしくはネット予約から

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